湯汲坂(ゆくみざか)
日航亭大湯、湯前神社、大湯間歇泉が並ぶ坂道。家康が大湯の温泉を運ばせたことや4代将軍家綱の代には行われていたという「御汲湯」の際、この道を通ったと伝わることからその名がつきました。
住所:静岡県熱海市上宿町3
家康が愛した大湯に入浴できる日帰り温泉
かつて世界三大間歇泉のひとつを標榜している大湯間歇泉(おおゆかんけつせん) や、湯前(ゆぜん)神社 からほど近い「日航亭大湯」。家康をはじめ諸大名が愛した源泉を、加水なしのかけ流しで楽しむことができる日帰り温泉施設です。この地には明治から大正にかけて内閣総理大臣も務めた政治家・松方正義の別荘があり、昭和20年代頃からは「金楽」という旅館となりました。その後、個人住宅やホテルの社員寮などを経て、平成4年から日航亭別館となりましたが、現在の建物は、金楽時代のものが使われています。
泉質は、塩分濃度が高く上質で保温効果が高く、神経痛や筋肉痛などへの効能も。また、天下統一を成した家康の功績になぞらえて「出世の湯」と標榜しています。
逗留中の家康は、熱海の浜で漁師が網をおろす姿を眺めたり、豊臣秀吉によって焼き払われたのち家康の命によって復興した伊豆山(いずさん)権現(伊豆山神社 )に参詣したりして過ごしたのかもしれません。そして、この滞在に伴った連歌師・猪苗代兼如(いなわしろけんにょ)と次のような独吟の連歌を百韻詠んだと伝えられています。
「春の夜の 夢さへ波の 枕哉(かな)
曙ちかく かすむ江の舟
一村の 雲にわかるゝ雁鳴て」
日航亭大湯、湯前神社、大湯間歇泉が並ぶ坂道。家康が大湯の温泉を運ばせたことや4代将軍家綱の代には行われていたという「御汲湯」の際、この道を通ったと伝わることからその名がつきました。
住所:静岡県熱海市上宿町3
あたみ桜の名所・糸川に架かる橋。徳川家康が熱海を訪れた際、この橋を通って御成りになったという伝承が由来。家康が詠んだ歌の上句「春の夜の 夢さへ波の 枕哉(かな)」が刻まれています。
住所:静岡県熱海市中央町2
住所 | 静岡県熱海市上宿町5-26 |
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電話番号 | 0557-83-6021 |
HP | https://nikkoutei.amebaownd.com |
営業時間 | 9:00~18:00(最終受は17:00) |
入場料 | 大人(中学生~)1100円、小人550円 ・レンタルタオル 100円 ・レンタルバスタオル 200円 ・販売タオル(店名入り) 200円 |
定休日 | 火曜日・第3水曜日 |
アクセス | ・東海道本線熱海駅より徒歩12分 ・駐車場:7台 (※マイクロバス・キャンピングカーは駐車できません) |
駐車場 | あり |
備考 | ・男湯:露天風呂×1、内風呂×1 ・女湯:露天風呂×1、内風呂×1 ※刺青(タトゥー・シール等)をしている方、泥酔されている方、暴力団関係者のご入館はお断りいたします。 ※おむつ(トレーニングパンツを含む)の取れていないお子様や、おむつ着用の高齢者の入浴はご遠慮いただいております。 |