実物 法華曼荼羅(伝北条政子頭髪曼荼羅)を熱海市立伊豆山郷土資料館にて期間限定公開
伊豆山神社所蔵の法華曼荼羅(伝北条政子頭髪曼荼羅)は、通常複製を熱海市立伊豆山郷土資料館にて展示・公開していますが、この度、伊豆山神社のご協力のもと、令和4年7月28日(木)~令和4年8月30日(火)の約1カ月間の期間限定で、法華曼荼羅の実物を熱海市立伊豆山郷土資料館にて公開します。この機会にぜひ実物をご覧ください。
法華曼荼羅(伝北条政子頭髪曼荼羅)とは?
北条政子の頭髪で刺しゅうされた曼荼羅であると伊豆山神社に伝わるものです。
この法華曼荼羅の裏面の修理銘には、北条政子が夫である源頼朝の菩提を弔うために自髪を用いて法華曼荼羅を刺しゅうしたことや法華堂の本尊としたことが記されています。
鎌倉幕府が編さんした幕府の歴史書である「吾妻鏡」によれば、正治2(1200)年に、北条政子が源頼朝の1周忌にあたって法華堂に自髪を縫った掛軸を奉納しており、そうした頼朝や北条氏との縁の深さ、歴史を示す曼荼羅と考えられています。
熱海市立伊豆山郷土資料館
- 公開場所 :熱海市立伊豆山郷土資料館(熱海市伊豆山708-2)
- 公開期間 :令和4年7月28日(木)~令和4年8月30日(火)
- 施設開館時間:午前9時~午後4時
- 施設休館日 :毎週水曜日休館
- 入館料 :一般大人180円・中高生120円/市民・団体等大人120円・中高生80円/小学生以下無料
- 施設電話番号:0557-80-4252