ホーム 熱海の温泉

熱海の温泉

熱海市を上空から

本州で最も源泉が多い静岡県。なかでも熱海は1700年以上前から温泉の存在が知られ、源頼朝や徳川家康をはじめとする多くの武家や文人墨客を癒してきた歴史と、毎分約1万6600リットルもの総湧出量を誇る温泉郷です。

その歴史は古く、奈良時代に箱根の万巻上人が薬師如来に祈祷して、海中に湧く温泉の泉脈を現在の大湯間歇泉の地に移したと伝えられます。その際、守護神として湯前神社を建立し、一般の人々が温泉に浴することができるようにしたことが熱海温泉の始まりといわれます。

泉質は、塩化物泉・硫酸塩泉・単純温泉(アルカリ性単純温泉を含む)の3種類。内訳をみると61.7%が塩化物泉、28%が硫酸塩泉、10.3%が単純温泉となっています。

熱海温泉マップ
【温泉の適応】

●単純温泉(アルカリ性単純温泉を含む)

神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進

●塩化物泉

単純温泉の適応症に加えて、きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病

●硫酸塩泉

単純温泉の適応症に加えて動脈硬化症、きりきず、やけど、慢性皮膚病

01. 熱海温泉(熱海地区)アイコン

熱海温泉
徳川家康

肌にやさしい弱アルカリ泉が多く、美肌効果に優れたメタケイ酸含有率が高い温泉も。湯量が豊富で、日帰り温泉や公衆浴場などで温泉を楽しめます。明治時代の風情を残すしつらえや、全面タイル貼りの浴室など、公衆浴場のレトロなデザインも見どころのひとつ。また、道のところどころから立ちのぼる湯気は「熱海七湯」といわれる源泉です。熱海のまちを歩きながら、源泉をめぐってみるのもおすすめ。

【泉質】

●塩化物泉:熱海駅前から海岸部にかけての中心部

●硫酸塩泉:熱海駅や来宮駅より山手側

●単純温泉(アルカリ性単純温泉を含む)

熱海温泉ホテル旅館協同組合 公式サイト

02. 伊豆山温泉アイコン

伊豆山温泉
源頼朝
徳川家康

日本三大古泉のひとつとして知られる走り湯は、全国的にも珍しい横穴式の源泉。「伊豆の国 山の南に 出づる湯の 早きは神の 験(しる)しなりけり」と源実朝が詠んだように、伊豆山神社の霊湯として古くから崇められてきました。いまも約70度の源泉が毎分約170リットル湧出しています(見学可能)。鎌倉時代には源頼朝や北条政子をはじめ、北条氏早雲など近隣の領主たちが利用したほか、江戸時代には徳川家康や古田織部なども入浴したと伝えられます。

【泉質】

●硫酸塩泉

伊豆山温泉旅館組合 公式サイト

03. 伊豆湯河原温泉(泉地区)アイコン

伊豆湯河原温泉

箱根外輪山を源流とする藤木川(下流は千歳川)沿いに旅館が立ち並び、万葉集にも詠われた風情あるエリア。肌への刺激が少ない単純泉が多く、気軽に温泉を楽しめます。泉質は弱アルカリ性で効能は幅広く、切り傷や打撲、外傷をはじめ、神経痛や腰痛、婦人病には特に大きな効能があるといわれます。湯河原温泉のはじまりは、たぬきの恩返しや役小角(えんのおづの)による伝説、加賀国(石川県)から来た二見加賀之助重行による発見説など、複数の説が伝わっています。

【泉質】

●単純温泉(アルカリ性単純温泉を含む)

●硫酸塩泉

伊豆湯河原温泉旅館協同組合・観光協会公式サイト

04. 南熱海温泉(網代・伊豆多賀地区)アイコン

南熱海温泉

江戸時代は「京、大阪に江戸、網代」といわれるほど多くの廻船で賑わいを見せた網代地区。熱海市内で港町の風情がもっとも強く、アジやイカに代表される海産物の逸品が揃います。源泉の平均温度は約78度、平均湧出量は毎分約207リットルと、熱海でもトップの実力。多賀地区は、だいだいなどの柑橘類が実る山々に囲まれたエリア。波の静かな多賀湾沿いに旅館や民宿が並び、肌にやさしい単純温泉の湯を楽しめます。美肌の湯と呼ばれるメタケイ酸含有率が高い温泉が多く、熱海では稀な高アルカリ泉の源泉を持つ施設も。

【泉質】

●塩化物泉

●単純温泉(アルカリ性単純温泉を含む)

南熱海網代温泉旅館組合 公式サイト

熱海七湯めぐり

熱海七湯めぐり

熱海を歩くと、坂道のところどころから立ちのぼる湯気を見ることができます。これは、熱海温泉の名湯として知られ、歴史においても重要な位置を占める源泉「熱海七湯」の湯けむり。かつては地上一面を海に向かって自噴していたと伝えられる熱海の温泉ですが、幾多の地震や津波の影響を受けて次第に変化し、いつのまにか特定の場所のみで湧出するようになりました。この初期のものを「熱海七湯」と呼んでいます。
1997年に市制60周年事業の一環として再整備が行われ、情緒豊かな当時の熱海温泉の再現を図りました。お宮の松にほど近いエリアに散在する7つの源泉をめぐり、「熱海七湯」にまつわる伝承と歴史に触れることで、さらに湯の町の情緒を味わえるはず。

※熱海七湯は当時の温泉施設を復元したモニュメントのため、自然湧出時代の痕跡はとどめていません。また、入浴施設ではありません。
熱海七湯めぐりマップ

熱海七湯

サムネイル
野中の湯(熱海七湯)
詳しく見る
サムネイル
小沢の湯・平左衛門の湯(熱海七湯)
詳しく見る
サムネイル
風呂の湯・水の湯(熱海七湯)
詳しく見る
サムネイル
清左衛門の湯(熱海七湯)
詳しく見る
サムネイル
佐治郎の湯(目の湯)(熱海七湯)
詳しく見る
サムネイル
河原湯(熱海七湯)
詳しく見る
サムネイル
大湯間歇泉(熱海七湯)
詳しく見る