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2つの地域をつなぐ、源頼朝の休息地

旧下田街道沿いに鎮座し、食物や穀物を司る「豊受姫命(とようけひめのみこと)を祀っています。蛭ヶ小島に流されていた源頼朝が源氏再興を願い三嶋大社へ百日詣に向かう途中にあった松の下の祠で休息を取り、身なりを整えたとされ、その松が「まどろみの松」と呼ばれたことが由来だと伝えられています。現在は6代目となった松と、頼朝が腰かけたとも横になったともいわれる平たい大石があります。

伝承によれば、その昔は韮山町長崎(伊豆の国市)の地に「金子稲荷」として祀られていましたが、狩野川の大氾濫によりこの地に流れ着いて祀られるようになったといわれます。その縁から、毎年8月1日の例大祭には間眠神社から約6km離れた長崎の人々が稲わらと竹でつくった、長さ約4m、太さ約2.5m、重さ約150kgにもおよぶ大注連縄を奉納しています。900年の時を超えて今なお受け継がれる伝統行事です。

在庁道

源頼朝は、三嶋大社の例祭に参拝する誓いを守るべく地元の農民に代参させたという伝承があります。頼朝と同じ装束で代参した者を「在庁」、そして参拝した道は「在庁道」と呼ばれたそうです。

関連人物

基本情報

住所 静岡県三島市東本町2-11-35
HP https://www.city.mishima.shizuoka.jp/ipn030100.html
駐車場 なし
トイレ なし

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