河原湯(熱海七湯) 熱海エリア
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熱海に暮らす村人たちを癒した源泉
当時、この辺りは道もなく、ごろごろとした石が転がる「東浜」と呼ばれた河原で、温泉が豊富に湧き出ており、村人のための入浴場になっていました。というのも、当時「大湯」の源泉は主に熱海を訪れる湯治客のために用いられ、ほかの源泉も使用を許されていたのは限られた家だけ。熱海村の農村や漁師など、近隣の村人たちが唯一自由に利用できた源泉は「河原湯」だけだったのです。
1666年(寛文6年)に、小田原城主の稲葉美濃守が村民のために浴室を設け、その屋根が瓦葺だったことから「瓦湯」と称したとも伝えられています。このお湯は冷え性や神経痛やリューマチなどに効能があり、塩分が多く含まれ、人が入ると透明な湯が白く濁るといわれています。
基本情報
住所 | 静岡県熱海市銀座町12(国道135号上り沿い、熱海商工会議所近く) |
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HP | https://www.city.atami.lg.jp/shisetsu/bunka/1002089/1002094.html |
駐車場 | なし |
備考 | ・熱海駅より徒歩約15分 ・熱海駅より湯~遊~バス「サンビーチ」下車、徒歩4分 |